みなさまは歯を磨くとき、手磨き派ですか?電動歯ブラシ派ですか?
わたしはこれまで、かたくなに手磨きを貫いてきました。
それもこれも、20年ほど前に、大枚をはたいて買った電動歯ブラシの性能が、それほどよくなかったからです。
どこのとは言いませんけど、某有名メーカーの製品です。
それ以来、「手磨き最強」説を信じてきたものの、定期検診を受けるたびに「下の歯の裏側、歯石がかなり付いていますね」との指摘があり。
そんなばかな・・。
隙間専用歯ブラシとデンタルフロスと歯石取りピックを駆使し、歯のお手入れだけで毎日30分以上もの時間を割いているというのに!
わたしの前歯の下の歯並びはガタガタです。
とっても磨きにくいのです。
しかも若干重なりあって隙間がないために、歯ブラシどころか歯間ブラシさえも入りません。
再三の指摘に頭を悩ませ、再び手にした電動歯ブラシ。
これがまさかの大正解。
20年ぶりに手にした電動歯ブラシは、驚くほどの進化を遂げていました。
というわけで、本日は電動歯ブラシについて語ります。
おすすめの電動歯ブラシ
とりあえず、電動歯ブラシがどんなのかわからないけど使ってみたい、という方におすすめしたいのがこちらです。
Fairywillの電動歯ブラシ。
低価格帯のもので迷ったら、これにしておけば間違いないです。
1,000円のクーポン付きで2,000円ちょっと。(2019年3月現在)
ほかの電動歯ブラシの口コミや、比較サイトも読み漁りましたが、このお値段帯ではピカ一の性能です。
電動歯ブラシの特徴と使い方
まずは簡単な電動歯ブラシの特徴と使い方から。
間違った使い方をすれば、きっちり磨けないだけでなく、歯茎を傷める原因にもなるので注意しましょう。
電動歯ブラシでの磨き方
歯に軽く触れた状態で、1か所に付き2秒間ほど当てるだけ。
普通の歯ブラシのように、ゴシゴシこすったり押し付けてはダメ!
強く押し付けると止まる仕組みになっています。
鏡を見ながら1本づつ丁寧に磨いていきましょう。
隙間を磨くときは歯ブラシの先端部分を軽く当てます。
隙間磨き専用の小さな歯ブラシも付いていますが、この先端をうまく使えば、なくても十分に磨けます。
電動歯ブラシの多くは、磨きすぎを防ぐために、2分間使用すると電源が切れるようになっています。
人によっては「物足りない」と感じる方もおられるかもしれません。
もちろんスイッチを押せば、再度利用できます。
磨きすぎもよくありませんので、長くても2セットぐらいがおすすめです。
歯磨き粉の選び方
わたしの場合は、知覚過敏を患っておりますので、シュミテクトは必需品です。
ただし、電動歯ブラシに研磨剤の入った歯磨き粉はNGです。
必ず、研磨剤不使用の歯磨き粉を選びましょう。
シュミテクトには研磨剤不使用タイプもあるので、知覚過敏の方も安心です。
電動歯ブラシのここがすごい
ここからは電動歯ブラシのすごいところです。
去年の暮れから使っておりますが、今のところデメリットはひとつも見当たりません。
どうしてもっと早くに使わなかったのかと、後悔するばかりです。
ただし、歯茎の状態が悪い人がいきなり乱暴に使ったら、血まみれになる可能性もありますので、ご注意くださいね。
歯磨きで血がでるのは、ほとんどの場合は歯周病です。
一度、専門医に見てもらったほうがいいです。
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電動歯ブラシにはホワイトニング効果があった!
コーヒーや紅茶が好きな方って、ステインに悩まされませんか?
手磨きの時は、どれだけ気合を入れて磨いても、にっくきステインが落としきれませんでした。(基本的に歯磨きが下手なのかもしれない)
それが、電動歯ブラシでならすっきり落とせるようになったんです。
ホワイトニング専用の歯磨き粉って、やたら高いので大助かりです。
ビフォーアフターの写真をお見せできないのが残念です・・。
幼少時の治療跡がかなり汚く、口内の写真など、恥ずかしすぎて見せられません。
歯の裏側もツルツルに
歯の裏側を磨くのって本当に難しい。
しっかり磨いたつもりなのに、舌で歯の裏側に触れてみるとザラザラしていて、また磨きなおし、なんてことも。
電動歯ブラシなら、特別なテクニックを必要としません。
ただ当てるだけ!
歯磨き後、舌で触れるとツルツルしているのがわかるので、感動しますよ。
歯垢がしっかりおとせるので、もちろん歯石になることもありません。
歯間ブラシやフロスが不要に
以前は歯磨きが終わった後でも、歯間ブラシを差し込むと歯垢がぎっしり!なんてこともありました。
それが電動歯ブラシで磨いたあとだと、歯間ブラシやフロスにほとんどなにもついてこないんです。
ただなんとなく、フロスだけは時々使ってますけど、ちゃんと定期健診に通っていればそれすら必要ないかも、と思いはじめております。
歯磨き時間の短縮
わたしが今まで、歯のお手入れに割いていた時間は、夜だけでも30分です。
朝と昼はわりと適当なんですけど、夜はみっちりしっかり磨かないと気持ち悪くて。
電動歯ブラシなら2セット磨いて4分で完了です。
充電池がとても長持ち
昔の電動歯ブラシといえば、毎日充電器に乗せておくのが常識でした。
今では充電台が不要なのに、ビックリするぐらい電池が持ちます。
4時間の充電で30日間使用可能
またまたあ、大げさなんだから。
どうせ最小単位で「1日2分間ご使用の場合」とか言うんでしょ?
なんてことを思ってましたごめんなさい。
1日2分以上は使ってますけど、ほんとに30日ぐらいは持ちます
前回充電したのがいつなのかすら覚えてないし。
おしまいに
現在、日本での電動歯ブラシの普及率は、20%以下と言われています。
海外での普及率(特にヨーロッパ)などに比べると、なんと半分以下の数字です。
日本人はオーラルケアに対する意識が低い、と言われるのも当然のことかもしれません。
野生動物であれば、歯を失うこと=命を失うこと。
人の場合は義歯という選択肢もありますが、まがい物の歯では味覚障害が起こるケースも多いそうです。
そもそもわたしがこれほどまで歯にこだわる理由は、食べることへの執着ですからね。
すいません、ただの食いしん坊です。
目標は80歳で20本の歯を残すこと!
少し前のデータでありますが、平成28年に、8020(はちまるにいまる)達成者は2人に1人以上で過去最高となったそうです。
ちなみに、70台と80台になるうちの両親は、どっちも自前の歯はほとんど残っておりません・・。
親の姿を見ているだけに、余計に歯を失うのが恐ろしくもあり。
わたしは今のところ、親知らず以外は抜いたことありませんが。
みなさまも8020運動、一緒に目指しませんか?
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歯の定期検診は絶対におすすめ!