わたしが大好きなお野菜のひとつに、ほうれん草があります。
栄養価が高くて、お値段もお手頃、クセも少なく食べやすい、ここまで万能なお野菜はなかなかありません。
ひとつだけ欠点を上げるとすれば、アク(シュウ酸)が強くてそのままで食べられないこと、でしょうか。
切ってから水にさらせば、とか、油で炒めれば、とかおっしゃる方もおられますが、わたしはダメでした。
喉がイガイガしてまずいのなんのって。
どれだけ手間に感じても、下茹では絶対条件です。
そんなわたしの悩みを解決してくれたのが、生協で売っているバラ凍結のほうれん草です。
外国産であれば、近所のスーパーや業務スーパーでいくらでも見かけますが、生協のは国産です。
外国産を食べたからと言って、すぐにどうのこうのなるわけでもないし、普段の外食では知らずに食べているだろうし、とは思うんでけど、なんとなく、お野菜に関しては国産にこだわりたい。
古い人間だと言われるかもしれないけど。
冷凍のほうれん草は下茹で不要、袋から出してそのまま使えます。
お味噌汁やスープ、炒め物お浸しetc..
なんか緑が足りない!と思ったときにはパパっと足せる優れもの。
お値段は300gで税込み300円。
300gと言われてもピンときませんが、約2束分(10株分)のほうれん草が入っています。
この辺りの生のほうれん草の相場は、1束で税込み170円~213円、特売時105円です。
冷凍ほうれん草は、手間暇込みで1束150円です。
ほうれん草を洗うための水が不要です。
ほうれん草を茹でるためのガス代が不要です。
冷水に取って、冷やすための作業が不要です。
ビシャビシャになったほうれん草をしぼる作業が不要です。
水気を切るためのキッチンペーパーが不要です。
カットするためのまな板や包丁の準備、それらを洗うための水や洗剤も不要です。
そう考えると・・
150円は絶対にお安い!
うちの冷凍庫にはいつも開封されたパックと、新品のパック、合わせて2袋の冷凍ほうれん草が常備されておりました。
去年までは・・。
なんと大阪いずみ市民生協では、去年の暮れあたりから、原材料不足により、品薄状態となってしまったのです。
やっと掲載されたと思っても、そこには「抽選」の文字が・・。
抽選なんていっても、どうせ全プレだろう、なんて甘い考えを抱いてはいけません。
わたしは2回連続、抽選から外れました(涙)。
そもそも、旬ともいえる今の時期に、原材料不足ってどういうことですか?
なにかの間違いでしょう?
スーパーでは100円で山積みになっているのに!!!
本当の理由は不明でありますが、ないものはないのでどうしようもありません。
というわけで、ないなら自分で作ればいいじゃない。
と、いうことで、自分で作ってみることにしました。
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ほうれん草のバラ凍結を自作してみる
- ほうれん草をよく洗います。
- ほうれん草を茹でます。
- ほうれん草を水にさらします。
- ほうれん草を絞ります。
ここまでは普通と一緒です。
ここからパラパラにするための手順です。
ほうれん草を一束手に持ち、束を軽くほぐしてから、キッチンバサミでチョンチョンと切ってアルミトレーの上に落としていきます。
こんな感じです。
いっぱいになったら、ラップを挟んでその上にまたほうれん草を落としていきます。
単なる仕切りなので、ラップは安いものを使いましょう。
これは3段ぐらい重ねたものです。
ほうれん草同士が、多少重なっても大丈夫。
市販されている冷凍ほうれん草でも、部分的に固まっていることがありますしね。
むしろ、手作りのほうがしっかりバラバラになっているぐらいです。
急速冷凍室に入れます。
3~4時間後、軽くほぐしながらジップロックなどの袋に詰めます。
あまりいじると割れて粉々になるので、軽く、にしておきましょう。
完成。
思いのほか、完成度は高いです。
パラパラ感が写真でお伝えできないのが悔しい。
ほうれん草2束、税込み210円で330gの冷凍ほうれん草が出来ました。
買うよりも90円お安くできましたが、やはりめんどくさいです。
当たり前ですが、買ったほうがらくちんです。
とりあえず・・生協さんの冷凍ほうれん草、早く復活させてください!