本日は、当ブログで常にアクセス上位をキープしております、お弁当は前日に作って朝はもっていくだけシリーズの第二弾でございます。
忙しい主婦(主夫)の方、少しでも時間を有効活用されたい方、お弁当を作って節約をされたい方、どうせ食べるのなら少しでも美味しくいただきたい方、必見です。
この暑い夏、お弁当の保存方法って頭を悩ませますよね。
今までは、前日に作って朝は持っていくだけ、食べる直前に電子レンジで温めてもらっていましたが、困ったことに、夫の新しい部署にもわたしのパート先にも電子レンジがないのです。
夜のうちから冷蔵庫にいれておいたご飯は、電子レンジを使わない限りはパサパサのまま。
そうなると、朝にご飯だけを用意するか、起きてから一度レンジで温めておくか。
しかし今後は、夫の出勤時間がわたしが起きる時間よりも早くなります。
ありがたいことに「勝手に仕事行くからちょきはギリギリまで寝ればいい」と言ってくれるのですが、だったらご飯は誰が用意するんだって話ですよね。
それぐらい自分でやってもらえ?
絶対に無理です。
水筒にお茶を入れる作業ですら、自分ではやらないひとです。
困りましたどうしましょう。
コンビニでおにぎりだけ買ってもらう?
嫌です!お金がもったいないです!!
- 冷蔵庫で一晩寝かせたお弁当を常温に置くと?
- ご飯を保存するのにもっとも適した温度は?
- レンジがなくてもOK!ご飯を美味しくいただく方法
- 野菜室で保存したご飯はどうなった?
- レンジがなくてもOK!ごはんの保存方法まとめ
- おかずの容器は冷蔵庫に
- 冬なら常温でOK!
- おしまいに
冷蔵庫で一晩寝かせたお弁当を常温に置くと?
とりあえず実験的に、冷蔵庫で一晩寝かせたお弁当をそのまま持って行きました。
わたしの職場、クーラーはかかっておりますが、室温は30℃を超えております。
お昼は少し遅めの13時です。
朝の8時に冷蔵庫から取り出し、すでに5時間が経過しております。
おそるおそる、蓋を開けてみました。
するとそこには、びっくりするぐらいに水分が抜けきって、見るからにカチカチになったご飯の姿が。
ご飯の表面を箸で突くとカチカチと音がします。
まるでロウでできたサンプル食品のようです。
でもわたしは、それを見て安心したんです。
腐ってなかった!
腐ったご飯は食べられませんが、カチカチになったご飯なら食べられます!
バリボリ、バリボリ・・。
咀嚼音がご飯のものではありません。
おかずはごくごく普通でした。
ご飯も中のほうは比較的マシです。
頑張れば食べられないことはありませんが、毎日がこれだと精神的にもつらいです。
早急に、解決策を講じなければなりません。
ご飯を保存するのにもっとも適した温度は?
ここで豆知識をひとつ。
コンビニのおにぎりが陳列されている棚がありますよね。
あれを冷蔵ケースだと思っているかた、結構おられませんか?
あの列は棚ごとに温度管理ができて、おにぎりのとこだけ常温に設定してあるんですよ。
どっかに温度計がついてますから、こっそりのぞいてみてください。
おそらく16~20℃で保存されているはずです。
(ちょきさんは学生時代コンビニでアルバイトをしておりました)
ごはんを保存するのに最も適した温度は10~20℃
でんぷんが最も老化しやすいとされる温度は0~4℃
でんぷんは0℃以下では劣化しませんので、ご飯は冷蔵庫に入れるより冷凍したほうが美味しい、と言われています。
では、冷蔵庫の温度を見てましょう。
冷蔵庫の温度
冷蔵室 約2℃~6℃
真空チルドルーム 約-1℃~+1℃
野菜室 約3℃~8℃
すべて10℃以下です!
完全にアウトです!
しかし、もっともでんぷんが劣化しやすい温度、0~4℃なら避けることはできます。
で、目を付けたのが、この中で一番温度が高い場所、そう野菜室です。
その野菜室の中でも一番上のほうに保存しておけば、ちょっとはマシじゃないでしょうか。
レンジがなくてもOK!ご飯を美味しくいただく方法
工夫その1. おかずとご飯は別々に入れる
おかずの保存に適した温度と、ご飯の保存に適した温度は、それぞれ異なります。
つまり、冷蔵庫に保存する場合は、同じお弁当箱に詰める、という行為そのものが間違いだったんです。
というわけで、今後はおかずとご飯を別々に詰めます。
工夫その2. ご飯は空気に触れされてはいけない
空気に触れた部分がどえらいことになってましたので、まずは空気に極力触れさせない工夫が必要です。
小さめのタッパーでギリギリまでご飯を詰めたものと、おにぎりにしたものをそれぞれ用意してみました。
見えませんが、おにぎりはラップでしっかりと包んでおります。
光は食品を劣化させる性質があるので、アルミホイルもかぶせておきます。
工夫その3. 野菜室の最上部で保存
野菜室であっても、下の方は冷蔵庫並みに冷えています。
必ず、上の方に入れてください。
レンジでしっかりと温めたあと、常温に戻してから野菜室に入れます
冷凍庫からそのまま野菜室に移しただけでは、普通のご飯に戻りません。
今回は前の晩の22時ごろに用意しました。
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野菜室で保存したご飯はどうなった?
こちらが朝の8時に冷蔵庫から取り出して、お昼の13時までに室内(30℃前後)にて保存したご飯です。
つやつやのごはんだあああぁぁぁぁあ!
もちろん冷たいままいただきましたので、若干パサパサ感はありましたけど、全然問題ありません。
冬に常温で保存して冷たくなったご飯、ぐらいのレベルです。
タッパーもおにぎりもさほど違いはありませんでした。
おにぎりのほうが握ってある分、ご飯がしっかり固まってるかな?ぐらいのものですね。
品質に関してはどちらも問題ないかと。
お寿司の保存にもおすすめ!
白飯で問題ないのですから、ちらし寿司やいなり寿しなんかも、この方法で保存すれば、お昼には美味しくいただけるのではないでしょうか(※生ものは絶対だめですよ!)
レンジがなくてもOK!ごはんの保存方法まとめ
というわけで、ちょっとした工夫をすれば、レンジで再加熱しなくても、ご飯を美味しくいただくことが可能です!
- おかずとご飯は別々の容器に詰める
- 焚き立てのご飯、もしくは炊き立てのご飯を冷凍→レンジで解凍したものを用意する
- 空気はできるだけ抜いた状態にする
- 野菜室の上段に保存
おかずの容器は冷蔵庫に
そうそう、おかずの容器は普通の冷蔵庫にいれて、夏場は保冷剤とセットで持って行きましょうね。
野菜室の上段では傷んでしまう可能性がありますよ。
ご飯の上には保冷剤を乗せないように
そのおかずを入れる容器なんですが、別々に分けるなら、以前のお弁当箱では大きすぎるので、前から欲しかったアルミのお弁当箱買っちゃいました。
電子レンジがつかえないので、プラスチックのお弁当箱を使う意味がなくなってしまったわけで、実はわたし、プラ製品嫌いなんです。
だって、洗うときぬめぬめするじゃないですか。
他の食器と重ねると、他の食器のぬめぬめが移ったりもするし。
アルミ製かわいいいいいい!
冬なら常温でOK!
ちなみに関西での冬場の室内の気温は10℃前後です。
もちろん、部屋の向きや立地条件によってかなり前後するとは思いますが。
そのため、冬場であれば、常温保存で問題ありません。
氷点下の雪国だったらどうすればいい?
これに関しては、コメントで素晴らしい提案をいただきました。
朝に暖かいご飯を用意する時間があるのなら、保温ジャーという手があります。(夏に使っても大丈夫です)
おしまいに
それにしても、夏場はあれこれ工夫が必要になって面倒ですね。
特に食品に関しては、温度管理がとても重要ですからね。
買って食べるのが間違いないといえば間違いないんですが、金銭面でも栄養面でも味の面でも手作りに勝るものはありませんからね。
ちょっとした工夫で安全面だってクリアすることはできます。
この記事が、少しでも、世の中の忙しい主婦(主夫)の方、朝は少しでもゆっくり過ごしたい方の参考になりますように。