まことに申し訳ありません。
ミツバチだと騒いでおりましたが、ミツバチではございませんでした。
蜂の正体はフタモンアシナガバチでした。
大きさの違う蜂が2種類いるように見えたのは、単なる遠近法の可能性です。
しかも写真だと巣も蜂もすごく大きく見えますが、実際には夫が言ったように小さいんです。
網戸越しに測ってみたところ、長いほうでも10cmぐらいでしょうか。
夜になると羽をたたみ、折り重なるようにして1か所に集まっていました。
昼間に見るよりも、蜂も巣もひときわ小さく感じます。
実を言いますと、ミツバチが壊滅してしまえばスズメバチも退散するだろうし、もしかして業者を呼ばなくてもいいんじゃないかという、淡い期待があったのです。
ところがどっこい!
翌日も、翌々日も、巣の周りには蜂がぎっしり!
よく見れば、2種類の蜂など存在しておらず、全部同じような蜂でした・・。
ほんとにほんとにごめんなさい。
慌てすぎました。
スズメバチとアシナガバチの見分け方
アシナガバチはスズメバチ科なので、スズメバチと姿形が非常によく似ています。
見分け方は足の色です。
スズメバチの足は黒く、アシナガバチの足は黄色いのです。
日が落ちてから撮影したものが下の写真です。
昼間は逆光でわかりませんでしたが、こうして見ると、模様と足の色がはっきりと見えます。
腹の上の2つの黄色い斑点は、フタモンアシナガバチであることの証明です。
最初からもっと落ち着いて撮影していればよかったですね。
深く深く反省しております。
こちらは昼間に撮影したもの。
ちょうどお食事中のようで、ムシャムシャとなにか頬張っています。
色の違う蜂がいたので、ドキリとしましたが、調べてみると、フタモンアシナガバチのオスであることがわかりました。
顔がレモン色で触角がクルンと巻いています。(画像の左上)
そもそも巣の形状がおかしい
前回の記事を書く前に、アシナガバチの巣はちゃんと調べたんです。
そうしましたら、どこを見ても「お椀型」「シャワーヘッドのような形」と書いてありました。
Google画像検索で出てきた、アシナガバチの巣です。
ただし、フタモンアシナガバチは、横向きに巣を設置することがあるそうです。
網戸越しではわかりませんが、うちにあるのは横向きでたまたま楕円型にできてしまったのだと思われます。
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アシナガバチの毒性は?危険じゃないの?
アシナガバチはミツバチと並んで非常に温厚です。
巣にちょっかいを出したり、そばで大きな音を立てたりしない限りは襲われることはありません。
しかしスズメバチ科だけあって、毒性は強く、刺されると非常に危険です。
鼻の頭を1か所刺されただけで、顔をボコボコに殴られたように腫れ上がることもあるそうです。
というか、網戸にカメラを押し付けてフラッシュをたいたり、窓を開けたり閉めたりして結構な物音を立てているのに、このハチさんたちは驚くでもなく、威嚇するそぶりもなく、我関せず、の態度でいることが不思議です。
わたしが「網戸に守られている」と思って安心しているように、ハチさんたちも同じように安心しているのでしょうか。
アシナガバチは駆除したほうがいいのか
ミツバチと違ってアシナガバチの巣は1年ものです。
越冬するのは女王蜂のみで、働き蜂が死んだら巣は放棄して使いまわされることはありません。
やったね!!\(^o^)/
空き家になってしまえば、こっちのもの。
もぎ取ってポイです!(もちろん夫の仕事)
前回の記事でも言ったように、ここは絶対に人が近づく場所ではありません。
実害は0です。
0どころか、あの場所にあれば泥棒もびびって入ってこれないし、むしろ防犯対策の面ではプラスではないでしょうか。
最強のボディガードと言ってもいいでしょう。
しかもアシナガバチは農作物を食い荒らす芋虫や毛虫を食べてくれる益虫です。
共存できるのであれば、無益な殺生は避けるべきです。
と、きれいごとを並べ立ててみましたが、本音を言えば、駆除費用を節約したい、です。
アシナガバチの駆除費用は、8,000円~20,000円もするそうです。
おしまいに
実は前回の記事がスマートニュースに掲載されてしまいました。
なんということでしょう。
誤った内容の記事が拾われるなんて!
しかし幸いなことに、スマート砲などといった立派なものではなく、威力的には豆鉄砲ぐらいのものです。
ちょろっとアクセスが増えただけ。
たったの13%です。
スマートニュースから見ている人は、記事の巡回なんてしませんよね。
あれを読んでおしまいと予想します。
特に修正する必要もないかな、と。
お願いです。
これ以上、スマートニュースからのアクセスが増えませんように。