今日は鶏もも肉の皮をパリッパリに焼く方法をご紹介します。
鉄製のフライパンを使えば、そこまでむずかしくもないのですが、残念なことに、うちには鉄製のフライパンがありません。
鉄製のフライパンって「欲しいけど持ってない」という方、意外に多いんじゃないでしょうか。
ご安心くださいませ。
テフロンであっても、ちょっとした工夫をすることで、皮目をパリパリに焼くことができます。
ほんとにこれでもか!というぐらいパリパリになりますよ。
しかも肉汁ブッシャー!中はふんわりジューシー。
ほんとにテフロンで焼いたの?
これが100g68円の鶏もも肉?!
と、驚くこと間違いなしです。
下ごしらえ
余分な脂や軟骨を取り除く
こちら100g 68円、国産鶏もも肉でございます。
大きめの1枚がたったの260円。
2人前はありますから、1人前で130円です。
余分な脂や軟骨、目立った筋はきれいに取り除きます。
特に皮の下には油がぎっしり。
分厚い部分には包丁をいれて、厚みが均等になるようにしておきましょう。
50℃洗いがおすすめ
以前はこのあとすぐに焼いていたのですが、貯め代 (id:tameyo)さんの記事を読んで、50℃洗いに挑戦してみたら、いつもよりも早い時間でふっくらと焼けました。
ぜひぜひおすすめします。
水をはったボウルに、袋を沈めてから空気を抜くと、上手に密封ができます。
ストローで空気を吸い込むと、うっかりドリップまで吸い込んでしまい、オエッとなることがあるので注意です。(経験者)
給湯器のお湯を使って、5分間漬けました。
皮目をパリパリに焼く方法
軽く塩コショウをして焼いていきます。
テフロンのフライパンですから油は必要ありません。
皮目を下にして、火加減は弱火と中火の間ぐらい。
落し蓋、もしくはアルミホイルで蓋をします。
蒸し焼きにするのではありません!
蒸気が外側に逃げるよう、ふんわりと蓋を乗せる感じで。
7~8分ぐらいで一度様子を見てください。
余分な脂が出ていれば、キッチンペーパーで拭き取ります。
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なかなか焼けないからといって、ここでひっくり返さないように。
反対側も同じように焼いてしまうと、せっかくパリパリになっていた皮が、蒸気によってしんなりするからです。
パリパリの秘訣はほぼ片面しか焼かないこと
ピンクの部分がなくなるまでしっかり焼きましょう。
ここまで火が通ってしまえば、こっちのものです。
少し火を強めて、反対側を30秒焼いてください。
火は中まで通っているので、30秒で十分です。
見事なぐらいパリッパリです。
トングで叩くとカチカチいいますよ。
レシピがあとになりましたが、ソースは焼いている間に作っておいてくださいね。
ガーリックソースのレシピ
すりおろし玉ねぎ 1/8個
すりおろしにんにく 1片
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1
酒 大さじ2
酢 小さじ1
材料を小鍋に入れたら一煮立ちさせるだけです。
玉ねぎは、冷蔵庫か氷水で冷やしてからおろせば涙が出ません。
ソースはいただく直前に
切ったらもったいないぐらいに、肉汁がだくだくと溢れました。
面倒でなければ、お皿で切り分けながら食べるほうがいいでしょうね。
中はふっくらジューシー、皮は香ばしくパリパリです。
このおろしソースがまた鶏肉と合うんです。
夫が初めて食べときは「レストランの味」と感激しておりました。
クラブハウスサンドにも
このままいただいても美味しいのですが、お昼に食べたパンが余っていたので、サンドウィッチにしてみました。
これ1個で原価100円を切りますよ。
やっぱり鶏肉って安いなあ。
マスタードがあれば完璧だったのに!
マヨネーズをちょっと乗せてもよかったですね。
クラブハウスサンドっぽい!
そもそもクラブハウスサンドってなんだ?と思って調べてみたら3枚のパンで挟むこと、らしいです。
1枚足りませんでした。
おしまいに
鶏肉と言えば節約メニュー的なイメージがありますが、調理法を少し工夫してみることで、豪華な食卓に変身です。
それにしても50℃洗いの効果は絶大でした。
以前は焼いている過程で油がダクダク出てきて、キッチンペーパーを何枚も使っていたのに、50℃洗いにしたら、油がほとんど出てきませんでした。
カロリーはその分高くなるかしれませんが、お肉の油はうま味ですからね。
ジューシーさがまるで違います。
実は以前、テレビで見た野菜の50℃洗いを試したら、見事に失敗しました。
シナシナだったネギが、お湯につけたらシャキッとしたけど、お湯から出した途端、余計にシナシナになったのです。
結局冷水に付けておいたらシャキッとしました。
そんなことがあったので、お肉の50℃洗いも若干不安になりつつ、貯め代さんのいうことなら、と思って試してみたのが大正解です。
もしこれが、テレビで見ただけ、だったら試してなかったかも。
情報をくださった貯め代さんにはこころから感謝を。
わたしの愛用するフライパンの記事はこちらです。