今年もやってきました銀杏の季節です。
私、銀杏が大好きなので、この時期になると大量に購入、殻を剥いて軽く茹でておき、小分けにして冷凍、というのを毎年やっています。
よそ様のブログでも銀杏の記事を見かけるようになったので、そろそろだなーと思っておりましたら、近所の直売所で見つけました。
500gはゆうに超えております。(量るの忘れました)
なんとこれだけで198円!驚きのいちきゅっぱっ!
これだけ大量の銀杏を仕込むのであれば、専用の殻割り器が欲しいところなんですが・・。
去年まではトンカチでコツコツ叩いておりました。
それがとてもやりにくくて、滑って明後日の方向に飛んでいくわ、加減を誤ってグシャーッと叩き割ってしまうわ、指まで叩きつぶしてしまいそうになるわ、命がけの作業、といっても過言ではありません。
とりあえず家にある道具で割ってみる
「来年こそは殻割り器を買う!」と心に誓って、早10年・・。
のど元過ぎれば熱さ忘れる、ではありませんが、終わってしまえばどうでもよくなるんですよね。
だって殻割り器高いし。
で、結局今年も買いませんでした。
こんなに何年も我慢してきたのに、今更買うのも悔しいといいますか、なんだかしゃくじゃありませんか。
なにと戦っているのかよくわかりませんが。
で、夫のお道具箱(夫はバイクをいじるのが趣味です)の中からよさそうな道具を発見しました。
名前がわからないので調べてみたら、「プライヤーレンチ」っていうらしいです。
こうゆうやつ


めっちゃいい感じに割れました。
銀杏の殻割り器は持ってないけど、プライヤーレンチならある!という方にはおすすめです。
しかしこの工具、夫に聞いてみたら数千円はするらしいです。
わざわざプライヤーレンチを購入するぐらいなら、銀杏専用殻割り器を買ったほうがいいです。
あと、こういうタイプのキッチンバサミでも割れるそうです。
うちのはこの真ん中の隙間がないタイプなので割ることができません。
というか、さっき調べてみたら、100均で銀杏の殻割り器があるみたいですね。
私は見かけたことないですけど、100円だったら買ってもいいかなって思いました。
見つけたらぜひともレビューしてみたいです。
剥いた殻の残骸です。
ここまでで、2時間かかりました。
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銀杏の薄皮の剥き方
剥いたらひたひたになるまでお水をいれて火にかけます。
お玉の裏でゴロゴロしていれば薄皮がめくれてきます。
あまり火にかけると色が悪くなってしまうので、控えめに。
ある程度まで剥けたら冷水にとって色止めをして、薄皮を完全に取り除きましょう。
まるで宝石のように美しい銀杏。
口いっぱいになるまで頬張りたくなる衝動をグッとこらえます。
銀杏は小分けにして冷凍
そのままジップロックに保存してしまうと霜がついて、冷凍焼けを起こします。
理想は真空状態ですが、袋から出し入れするたびに、ストローで空気をチュウチュウ吸うのもめんどくさいので、私はラップで小分けにしてから冷凍しております。
小分けにしたあとはジップロックに入れてから冷凍します。
このようにすると、1年ぐらいはへっちゃらです。
利用する際には再度火を入れてください。
自然解凍だけでは、パサついた食感になります。
うちでは茶わん蒸し、もち巾着の具、煮物の彩、などに利用しています。
今日はせっかくなので、いくつか塩焼きにしていただきました。
もっちりとしてほろ苦い味わい、最高においしいです。
レトルトパウチや缶詰の銀杏とはまったくの別物ですよ。
食べた瞬間、それまでの苦労も疲れもふっとんで、がんばって良かった!って思えます。
銀杏には中毒があるってほんと?
写真に映っているのは16粒でありますが、剥きながらも結構食べてしまいました。
おそらく、30~40粒ぐらいはペロリです。
そこで、よく言われる銀杏中毒が頭をよぎりました。
こちらの記事によると、危険ラインは30~400個らしいです。
30~400個!?
なんですか、この曖昧過ぎるラインは。
私は30~40個いただいてもなんともないので、ひょっとしたら銀杏の毒には強い体質なのかもしれません。
個人差があるようですから、みなさまはくれぐれも食べ過ぎないよう、お気をつけくださいね。